その事態は呼びかけである1(自分を消してしまいたいと思っている方へ)
ほとんどの方が「生きがい」ということに関してあまり考えずに生きておられると思います。
何か嫌なことや苦しいことがあった時に
「俺って(私って)何で生まれてきたんだろう」「何でいつも俺ばっかしなんだ?」
「何で同じことばかり繰り返すの?」「何で俺ばかりイジメられるんだ」
「いじめる奴が憎いこんな奴ら・・・してやる。」
毎日同じ事、同じ人たちに対して年がら年中想いを引きずって生きて疲れておられる方が多い。いやほとんどそうじゃないかと思います。会社なんかの特に同じ職場にいる同僚に対して上司に対して、同じ文句や愚痴を年中言っている人がいます。
『想いを引きずる』これに悩みますね。
恋愛・失恋・仕事の失敗成功・家族との関わり・会社での人間関係。
「なんとかこの苦しみから逃れる術はないだろうか?」
と、自然に考えてしまうときが誰にでもあると思います。
私もそうです。そういうことがキッカケで
ビジネス書を読んだり、宗教書を読んだり、スピ系の本を読んだりしていました。
あるいはあるセミナーや宗教団体に入って経験・体験してきました。
しかし、答えは結果は直ぐになかなか出てこない。(今思えば当たり前なのですが・・・)
自分で思いつくことをしていったら少しずつでも良くなってきた様に感じましたが、
根本的な訳のわからない苦しみは消えることはありませんでした。
表面的な悩み苦しみは気分転換の様に好きなこと(快楽)に走れば一時的に良くなりますが、
直ぐに現実に戻されます。
一つのことが片付いたら別の同じ様なことでまた同じ苦しみを味わう。
その度に人を恨み・憎みあるいは怒り一日中ずっとそのことに引きずられ疲れ、自分が根本的に何も変わっていないことを知らされる。そんな思いになります。
私だけではなく周囲の方も何ともならない想いになって人の責任にしたり、怒りや恐怖をもって人と接したりして、人から批判されたりしています。
「私はそんな悪い人間じゃないのよ!そんなんじゃない!」
「俺っていなければいいんだ」「生きる価値がない」
「俺はここにいることでみんなに迷惑がかかる。だから会社をやめよう」
「みんなが自分を批判している。どっかに行きたい」
「何でも俺が悪いんだ!俺さえ我慢していればいいんだ!」
「私はそんなつもりでいなかったのに何で批判されるんだ!」
「何でいつも俺ばっかりなんだろう?」
という風に心が人や自分を批判して悪循環を作ってしまう。
この悪循環から抜け出して『本来の自分』というものを取り戻し、自分がしたいこと『生きがい』を自分自身で内側より引き出すことができればと思っています。
ここで、いい教材となる二つの映像があります。
一つは孤独を味わっている方に向けたメッセージ的な詩です。
もう一つは神谷美恵子という方の話(TV番組)です。
私もこの人生を多くの人と一緒に道を歩み学んでいる一人です。
この映像が、皆さんの心に何かの発見気づきがあることを祈っております。
ありがとうございました。